最終更新日 2024年11月9日
カナガンキャットフードはイギリスの自社工場で製造され、品質管理が厳しく、原材料にも穀物を使用していないナチュラルフードとして高い人気があります。
私がこのフードのことを知ったのは、猫が大好きでよく食べている銀のスプーンが腎臓には決してよくはない原材料で作られていることを知り、オリジンやロイヤルカナンなどあれこれ試しているときでした。
銀のスプーンの食べっぷりがよかったので、なんでもよく食べると思っていたのが、フードを変えたとたんに食欲がめきめきと落ちてしまい、腎臓系のフードは味付けが薄いのか残すようになりました。
病気は心配だけれど、食べないほうがもっと気になるし、心配になると思ったので、味がよく栄養のバランスもとれていて、食べやすくて安心という難易度の高いフードを探していたのです。
海外製品は特に味が日本のものと違うので、食べてもらえるかどうかわからず、高いなと思っても試供品やサンプルを試してからにするようにしていました。
実際あまり好んでは食べておらず、おなかがすいたので仕方なく食べているといった様子に、ごはんはもっとおいしく食べてもらえたらいいなと思い、フードジプシーを続けていました。
食欲が落ちるときには一般食でも仕方がないと思い、割り切ってスープやムーズ、ジュレといったパウチを上げていましたが、とにかくカロリーが少ないし、すぐにおなかがすいてしまうようでとても不経済でした。
おいしく食べてくれるのでついついあげてしまうのですが、健康には必ずしもよくはないと思うとあげてもいいのかをためらいながらも、食べないよりはと食べさせていました。
食べやすくておいしい流動食をしばらく続けていたせいで、口臭がひどくなり、全身麻酔で歯垢除去をすることにしました。
手術をした後はすごく元気になり、ドライフードも食べるようになりましたが、全身麻酔には不安がありますので、これからはできるだけドライフードで行きたいと思い、以前よりもキャットフードを詳しくチェックするようになりました。
カナガンキャットフードは栄養価が高く、バランスもとれていてグレインフリーで消化も負担がかからないと知り、試してみることにしました。
画像:イギリス直輸入!グレインフリープレミアムキャットフード通販
缶詰も総合食でそれだけで必要な栄養が取れるので、いいなと思い、こちらも試してみました。
フードのパッケージもかわいらしいのもとても気に入りました。
もし食べられなかったら、いつも食べなかったフードを寄付している動物団体に寄付すればいいと思い、えいっと勢いをつけて購入してみました。
好き嫌いがはっきりしているので、食べないかもしれないなと半ばあきらめ気分で出してみたところ、においをかいでからぱくぱくと食べ始め、こちらのほうがびっくりしました。
長期保存ができないというデメリットを口コミで知っていましたが、これだけ好んで食べるのならと思い、普段より多めのサイズを購入したところ、あっさりと食べきってしまいました。
粒の大きさも小さめでカリカリと食べる姿がとても美味しそうです。
硬めのうんこでにおいもきつかったのですが、カナガンに変えてからはにおいも少なく、茶色の健康的なうんこになったので驚きましたし、食べ物によってこんなに体調が違うのかと思うほど毎日元気に走り回っています。
子猫からシニアまで対応しているフードで、栄養価が高くバランスがとれていれば成長段階を気にしなくても同じ食べ物でいいんだと納得させられました。
腎臓系のフードを食べさせて腎臓のケアをしているつもりでも、実際には尿結石になってしまうこともあるようですから、専門フードが必ずしもすべてによい影響をもたらすとはいえないということです。
メインのたんぱく質に良質なチキンが利用され、タウリンがたっぷり配合されています。
アレルゲンになる食材が入っていないというところも、飼い主の気持ちになって製造しているフードだと思います。
炭水化物がとうもろこしや小麦ではなく、サツマイモを使っているというところも、手軽に大量に利用できる穀物をあえて使用していないというこだわりを感じます。
1.5キロ入りの袋を2か月半に1回のペースで定期購入することにしたので、フードが不足している、買わなくちゃというトラブルもなくなりました。
同じ味でも安心できますし、何よりも猫がおいしそうに飽きずに食べているので他のフードに目移りすることなく、安定しています。
流動食を使用している時、ドライフードと併用している時、猫の食欲はまちまちで食べたり食べなかったりするので体重も減るばかりで心配させられましたが、カナガンにしてからは体重も安定するようになりましたし、食欲も一定で安心できています。
出典:カナガンキャットフード
毛づやもよくなり、寝ているときも気持ちよさそうに深い呼吸で寝ています。
袋を開けたときにケミカルなにおいがしないのも安心して食べさせられる理由のひとつです。
すべてのキャットフードがもっと猫の健康を考えたものになれば、もう少し値段が安くなるのじゃないのかなと期待しています。